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コミュニケーションスキル(能力)について吉井さんから学ぼう。
◆人見知りのコミュニケーション能力を高める教材
普通は人見知りを解消するためには、「なんでもいいから思い切って話してご覧」とアドバイスすることが多いです。実際に、話しかけてみると相手もうまく会話を成立させるために努力してくれるので、それほど上手く話しかけなくても大丈夫なことが多いのです。ただ、それでもどうしても話しかけられない人には「コミュニケーション能力を高めるための、シチュエーション別の最も最適な話しかけ方」という教材を提供します。
◆人見知りがコミュニケーション能力を高めるためには
この教材を使うと、特定のシチュエーションでは問題なくスムーズに話すことが出来るようになります。そして、その成功によって初対面の会話自体に慣れて、他のシチュエーションでもうまく話せるようになるのです。これを繰り返すことでコミュニケーション能力はどんどん高まっていきます。人見知りの自分でも自然に対応できると思える内容ならば、人見知りの人でも気軽に話しかけられるようになるのです。
◆人見知りがコミュニケーション能力を高めるのは難しい
人見知りの人にとっては「気軽に話しかける」というのが難しいので、「緊張しながら話しても不自然じゃない内容とコミュニケーションスタイル」を提案させていただいています。初対面の方に対してはほぼゼロに近いコミュニケーション能力を高めたい方はぜひご相談ください。といっても、人見知りの方がいきなり見ず知らずのブログにコメントするのは難しいかもしれませんね。今後は、このブログがコメントしやすくなるように様々な工夫を凝らしていきますので、ぜひ継続的にチェックしてください。
◆子供の時から人見知り
子供には人見知りが多いですね。見知らぬ人には恐怖を感じるから当然です。特に、体の大きな大人に対しては無意識に恐れを持つので、大人に対して人見知りであることが多いです。子供どうしだと、誰から話しかけてくれれば、スムーズに話せるものですが。成長の過程で、「人と話せないと損をする」と何度も実感する中で、思い切って人見知りの殻を破るのが普通です。ただ、いつまでもその殻から抜け出せない人も少なくありません。
◆人見知り芸人
しゃべるのが仕事で、うるさいくらいテレビでしゃべっている芸人が人見知りというのは以外です。ただし、よく考えてみると、人見知りの子供も親の前では雄弁であることが多いですし、人見知りの大人も家族や友人の前では結構喋る人が多いです。多くの人は「緊張するとしゃべれなくなる」のですが、人見知りは見知らぬ人を見ると「緊張してしゃべれなくなる」タイプと考えることができます。見知らぬ人を恐れるのは、「嫌われるのが怖い」「怒られるのが怖い」「変な噂をされるのが怖い」などの理由があるでしょう。個人ごとに理由は異なるので、個別に解決していく事が必要です。
◆小声でぼそぼそしゃべる人見知り
人見知りの中でも軽度の人は、ある程度見たことある人が相手ならば、「小声でぼそぼそしゃべることは可能」です。なぜ、小声でぼそぼそしゃべるのかは個人ごとに理由がありますが、「第三者に聞かれているのが嫌」という理由が多いです。人見知りの人は、学生時代から集団の中で黙っていることが多いので、周りの集団の会話がすべて入ってくるのです。そうすると時には、「恥ずかしい話」「人を怒らせる話」なども入ってきます。そして、「自分もあんな話をしてしまうかもしれない。あんな話をしてしまうくらいなら黙っていたほうがいい」と考えてしまうのです。
◆壁を超える人見知り
もともと人見知りで相手とうまく打ち解ける自信がないからこそ、最初の一言の言い方を学んで関係をうまく作っている人たちがいます。私達が考えて「会話をはじめるテンプレート」はたくさんのパターンがあるので、各人が自分にあったものを見つけることに成功しています。
相手との人間関係を冷静に見て、自分の立場が下なら、相手の都合にできるだけ合わせるようにしましょう。
コミュニケーションをするときは、自分が言いたくなったタイミングではなく相手にとってベストなタイミングで話しましょう。ある程度大事な話でも、相手が大事な仕事をしているときなどに伝えようとしてはいけません。
そうしないと、相手から人間関係を絶たれます。コミュニケーションにより相手の本当の要望を聞き出して、それに答えるようにしましょう。自分独自の公平の考え方にとらわれないでください。たとえ不公平な人間関係でも、絶たれるよりは良いなら努力して維持しましょう。
平等や公平には大きく分けて二つの考え方があります。「どんな悪人も善人も同様に扱う」平等や公平と、「良いことをすれば褒美を与え、悪いことをすれば罰をあたえるというルールをすべての人に同様に当てはめる」タイプの平等や公平です。
現実の人間関係においては、どちらか一方の平等や公平のみが存在することはありません。様々なバリエーションの平等や公平が複雑に混じっています。お互いの考え方が一致していない部分もたくさんあります。コミュニケーションによって、違いをなくすことも重要ですが、なくせない違いを明確に意識することも大切です。
また、すべての人と一つのルールに基づいて人間関係を作る必要はありません。一つ一つの人間関係の「理想のあり方」と「無難なあり方」と「最低限のあり方」を明確にしましょう。
特に重要だったり、うまくいきそうな人間関係でのみ「理想のあり方」を目指しましょう。普通は、そこそこの努力で達成できる「無難なあり方」で程々のメリットを得ます。「最低限のあり方」の達成も難しそうなら、その人間関係は解消すべきです。
相手の考え方や都合をよく理解して、コミュニケーションを取り、人間関係を改善していきましょう。自分の理想にとらわれすぎずに、お互いのバランスを取ることが大切です。